映画『ドラえもん のび太の創世日記』って、どうして怖いの?
まかせて!すでに観た人にも、これから観る人にも分かりやすく、怖い理由を分析してみたよ。
こんにちは!
80年代にアニオタだった『ぴのママ』です。80年代後半から、90年代前半にかけて、小学生時代を過ごしました。
『ドラえもん』は物心ついた時から大好きな作品で、小学生時代はクラスで一番の「ドラえもん通」として知られていました。
40代の現在もその愛は変わらず、漫画やアニメに触れ続けています。
今回は、怖いと評判の映画『ドラえもん のび太の創世日記』について、何故そんなに怖いのか理由を考察します。
- 子どもの頃に観て怖かった記憶があるので、改めて理由を知りたい
- 観てみたいけれど、どんなところが怖いのか予め知っておきたい
- 地球の成り立ちや日本の歴史に関心がある
- 神様に関心がある
こんな方におすすめの記事です。
▲▲あらすじ程度のネタバレあり!ご注意ください▲▲
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①ドラえもん『創世日記』とは?
正式名称『ドラえもん のび太の創世日記』は、藤子・F・不二雄先生ご自身が描いた『大長編ドラえもん』の15作目に当たります。
原作漫画は『月刊コロコロコミック』で1994年9月号から1995年3月号にわたって連載され、後に単行本となっています。
大山のぶ代さんら旧声優陣により、アニメ映画化がなされ、1995年3月4日に公開。以来、ドラえもんの「怖い映画」の一つとして、名が挙がるようになりました。
水田わさびさんのバージョンでは、2024年の時点でリメイクされていません。
②ドラえもん『創世日記』あらすじ
原作漫画とアニメはほぼ同じストーリー展開で、以下のようになっているよ。
夏休みの自由研究のテーマを探すため、本屋で『聖書』の絵本を立ち読みするのび太。
「アダムとイブが神様の言いつけを破ったせいで、僕たち子孫がこんなに苦労する」とボヤきます。
友達の自由研究を見せてもらうも参考にならず悩んだ末、のび太は「タイムマシンで夏休みの終わりに行って自分の自由研究を見てくる」ことを思い付きます。
しかし、目的地に辿り着く前に、のび太は超空間で未来デパートからドラえもんへの配達物を預かります。
なんとドラえもんはデパートの「夏休み宿題コーナー」から『創世セット』を買ってくれていたのでした。
早速、「神様シート」を広げ、「宇宙の素」を振り入れてかき混ぜると、太陽系が作られ始めます。
やがて地球が出来上がると、のび太とドラえもんは「創世セット」の雲に乗って、神様として「下界」を見に出かけます。
しかし、まだ地球上は虫ばかり。のび太は、「早く恐竜やパンダや人間も作りたい」とドラえもんにせがみます。
そこで、ドラえもんは海で魚を捕まえ、早く進化させるための秘密道具「進化退化放射線源」を浴びさせます。
実はこの時、横切った虫も「放射線源」を浴びていたのですが、2人は気が付かないまま、「地球」を後にします。
一方、自由研究が決まらないジャイアンは、のび太に「共同研究ということにしろ」としつこく迫ります。
最初は断るドラえもんでしたが、結局なりゆきで、ジャイアン、スネ夫、しずかも交えた共同研究ということになり、皆で「地球」を見に行きます。
のび太の家から帰る途中、ジャイアンは空き地で友達に会い、「地球を作った」と自慢します。
それを木の陰で聞いていたのは、カマキリのような顔をした2匹の「虫人間」でした。虫人間たちは「あいつが創世セットを作ったのか?」と疑いを持ち、ジャイアンを監視することにしますが…?!
③ドラえもん『創世日記』が怖い理由5選
あらすじを踏まえ、「創世日記」が怖いと言われる理由として、以下の5点を探っていきましょう。
- 小学生の子どもに作られる世界
- 白い巨大むかで
- 神様を知らない人間
- 拉致されるスネ夫とジャイアン
- 人間の世話を放棄する神様
ひとつずつ紹介していきます。
3-1. 小学生の子どもに作られる世界
「創世セット」で作られた世界は、作った側からすればミニチュア気分かもしれませんが、実際には「かなり壮大」な世界です。
ドラえもんも、「本物の地球より少し小さいくらい」と言っていますし、作中では日本が中心に描かれていましたが、実際には諸外国もあります。
それぞれの国で、私たちと同じ、一人一人複雑な心を持った人間たちが、様々な思いを抱え、生きているのです。
それなのに、作った人が「小学生の子ども」であり、例えば「朝顔をうっかり枯らしちゃう」ようなのび太みたいな人が自分たちの命運を握っているのだとしたら、人間からしたら、たまったもんじゃありません。
しかも、未来ではこんな人権無視な「創世セット」が「夏休みの宿題」として量産されており、買った子どもの分だけ、世界も量産され、人間も一人一人に深い創造の意図などなく、大量生産されているのです。
もし、こんな世界に住まないといけないとしたら、文字通り「何のために生きているのか分からない」ってなっちゃうでしょうね。
現実の地球は、小学生の宿題で作られたわけではないので、ご心配なく!
一人一人に生まれた意味があるよ。
3-2. 白い巨大むかで
『創世日記』では、虫が「進化退化放射線源」を浴びたことにより、虫や虫人間がよく登場します。
虫が嫌いな方にとっては、あまり気持ちの良いものではないかもしれません。
個人的に作中で最も気持ちが悪かったのが「巨大な白いむかで」です。
しかも、このむかでは頭が2つあり、のび太たちがどうやってこれを退治したかというと、2つの頭を結んでしまうことで撃退したのです。
このビジュアルはなかなかインパクトがあります。
その案を出したのは実はしずかちゃんであり、「観察日記」にも嬉しそうに書いていることから、なかなかの強者女子と言えそうです。
3-3. 神様を知らない人間
のび太が作った「地球」の「古代日本」に似た世界で、巫女さんが神のお告げを聞くために念仏を唱えています。
そして「矢を放ち、矢が当たった家の娘を生贄(いけにえ)に捧げるよう、神が仰せだ」と告げるのですが…。
「神様」ののび太からしたら、全く自分とは関係のないところで行われていることであり、巫女の自作自演に呆れちゃうようなシーンです。
しかし、実際の世界でも、神様を知らない人が神様を語るなど、似たようなことがあるのかもしれないな…と思いました。
3-4. 拉致されるスネ夫とジャイアン
スネ夫の別荘の近くの海で遊んでいたジャイアンとスネ夫は、海パン姿のまま虫人間に拉致されてしまいます。
拉致された時、虫の「まゆ」の中に閉じ込められていたというのも怖いです。
3-5. 人間の世話を放棄する神様
「地球」で、人間と虫人間の領土争いが勃発しそうになったため、ドラえもんは「創世セット」でもう一つ「地球」を作り、それを虫人間に与えることで解決します。
なんと安易に世界を増やすことでしょう!
…にも関わらず、「神様」ののび太は「もう神様は必要ないよね」、ドラえもんは「これからは自分たちで立派にやっていくよね」と、それ以降、作った「世界」の世話をすることを放棄するのです。
これは、あんまりじゃないでしょうか?!
人間が「神様はもういらない」と言ったわけではなく、「神様」側が、自由研究が出来上がり夏休みも終わるため、それ以上「世界」が不要になっただけのことなのです。
可哀想に、人間たちには、困った時にも、もうすがるものがありません。
「神様」に見放されてしまったのだから…。
本物の神様は見放しはしないので、ご安心を!
④ドラえもん『創世日記』の映画を視聴できるサービス
映画『ドラえもん のび太の創世日記』は、以下のサービスで視聴することができます。
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⑥ドラえもん『創世日記』が怖い理由まとめ
『ドラえもん のび太の創世日記』は、秘密道具「創世セット」で作った地球に住む人間たちを、のび太が観察するストーリーです。
『創世日記』が怖いと言われる理由は以下の通りです。
- 小学生の子どもに作られる世界
- 白い巨大むかで
- 神様を知らない人間
- 拉致されるスネ夫とジャイアン
- 人間の世話を放棄する神様
人間たちの営みを第三者の立場から観察するという、異色のストーリーです。
地球の成り立ちや、日本の歴史なども大まかに分かり、勉強にもなるよ。
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