ドラえもん

ドラえもんの温かい目が観られる映画や漫画は何？怖い・かわいい等の感想も紹介！

ドラえもんの「温かい目」って何？

ぽちたろう
ぴのママ

まかせて！「温かい目」の定義から、登場するシーンまで、詳しく紹介するよ。

こんにちは！

80年代にアニオタだった『ぴのママ』です。80年代後半から、90年代前半にかけて、小中学生時代を過ごしました。

『ドラえもん』は物心ついた時から大好きな作品で、小学生時代はクラスで一番の「ドラえもん通」として知られていました。

40代の現在もその愛は変わらず、漫画やアニメに触れ続けています。

今回は、ファンに人気のドラえもんの「温かい目」とは何か、どのシーンに登場するのか徹底的に紹介します。

  • ドラえもんの「温かい目」とはどんな目のことなのか知りたい
  • どのシーンに登場するのか知りたい
  • 「温かい目」以外のドラえもんの面白い表情を知りたい

こんな方におすすめの記事です。

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①ドラえもんの温かい目とは？

ドラえもんの「温かい目」とは、のび太が秘密道具に頼らず、自分の力で何かに挑戦しようとした時にドラえもんが見せる、「慈悲深く優しい目」のことです。

例え失敗しても自力で挑むことが成長につながると考え、ドラえもんは敢えて手を貸そうとはせず、背後、もしくは物陰からそっとのび太を見守るのです。

「手出しをしない」ことは、時に親でも難しい時がありますが、さすがドラえもんは「子守り」のプロ！わきまえていらっしゃるのですね。

②ドラえもんの温かい目か観られる映画・漫画

ドラえもんの「温かい目」は、原作ではドラえもん 10巻（てんとう虫コミックス）及び大長編ドラえもん（1）のび太の恐竜に収録されている『のび太の恐竜』で登場したのが初出です。

原作や大山版アニメでは、主に（ワタシの知る限り）『のび太の恐竜』のみですが、水田わさび版アニメでは、特に映画においてしばしばネタ的に使われています。

「温かい目」が観られる作品は、以下の通りです。

  • 原作漫画（TC10巻、大長編1巻）
  • 映画『恐竜』
  • 映画『恐竜2006』
  • 映画『人魚大海戦』
  • 水田アニメ「テストに一夜漬けダル」
  • 誕生日スペシャル「のび太の恐竜」

該当のシーンを、一つずつ紹介していきますよ。

2-1. 原作漫画TC10巻、および大長編ドラえもん1巻

大長編ドラえもん（1）のび太の恐竜は、ドラえもん 10巻（てんとう虫コミックス）に収録された短編「のび太の恐竜」を元に長編化された作品のため、この2冊に登場する「温かい目」のシーンは同じシーンです。

ジャイアンとスネ夫に「恐竜の化石を丸ごと一匹分見つけてみせる」と宣言してしまったのび太。

ドラえもんに頼むも「無理だ」と言われてしまいます。

しかし、のび太は諦めず、自分で図書館から化石の本をたくさん借りてきて、勉強を始めるのでした。

ドラえもんは、のび太の頭では半分も理解できないだろうとしながらも、道具に頼らず自力で挑戦する姿に感心し「失敗してもいいさ！あたたかい目で見守ってやろう」と言うのでした。

次のコマでは、のび太の背後でドラえもんが目尻を下げて微笑んでおり、作者によるキャプション（説明書き）で、「あったかーい目…のつもり」とツッコミが書かれています。

しかし、のび太には「なんだよ。ニタニタとしまらないうすわらいなんかうかべて…」と言われてしまい、ムスッとしたドラえもんは部屋から出て行くのでした。

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2-2. 映画『恐竜』

「温かい目」は、映画『のび太の恐竜』の、開始4分20秒頃に登場します。

原作と同じく、一人で勉強しようとするのび太を「温かい目で見守ってやろう」と言って、「ニィ」と言いながら微笑んでいます。

原作と同じく目尻がダダ下がりになっていますが、原作と違うのは、口もニヤけた感じに開いています。

また、原作では「温かい目のつもり」と作者によるキャプションが書かれていますが、アニメではドラえもんが自分で言っています。

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2-3. 映画『恐竜2006』

「温かい目」は、映画『のび太の恐竜2006』の、開始7分頃に登場します。

原作と同じく「温かい目で見守ってやろう」と言うドラえもんですが、すぐには微笑みません。

「まてよ、温かい目ってどんなだろう…」と言いながら、5種類くらいの目を披露しますが、どれも原作のそれとは似ていません。

やがて夕方になり、勉強に区切りをつけたのび太が振り返ると、日暮れの影の中で三角の目（三角の輪郭の中に二重丸）をギラギラ光らせたドラえもんがおり、のび太を驚かせるのでした。

ぴのママ

原作では、どんな表情の時にも基本的に楕円の輪郭の中に目が描かれているので、輪郭自体が三角になるというのはアニメオリジナルだね。

この時のドラえもんの目が、水田版『ドラえもん』における「温かい目」として定着するわけなのですが、原作から一変して何故このような不気味な目にしたのかは謎です（まぁウケ狙いなんだろうけど笑）。

ドラえもんはその後、夜になっても勉強するのび太を、押入れの暗闇から「温かい目」を光らせて見守るのでした。

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2-4. 映画『人魚大海戦』

「温かい目」は、映画『のび太の人魚大海戦』の、開始8分40秒頃に登場します。

海賊ごっこをするために空き地に行ったのび太でしたが、空き地ではスネ夫が従兄と行ったスキューバダイビングの自慢をしていました。

ダイビングのビデオを見ようと、ジャイアンとしずかはスネ夫の家に向かいますが、のび太は「海賊ごっこをするんでしょ」と、のけ者にされてしまいます。

「ドラえもーん！！」と叫ぶのび太を、おつかい帰りのドラえもんが空から見ていました。

一旦は「情けない…」と愛想を尽かしたドラえもんでしたが、気を取り直し、「いや、ここは温かい目で見守ってやろう」と『のび太の恐竜2006』でも見せた数種類の表情を試行錯誤した結果、最終的に「温かい目」になり、のび太の呼び声に「はーい♡」と応えています。

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2-5. 水田版アニメ「テストに一夜漬けダル」

「温かい目」は、水田版アニメ「テストに一夜漬けダル」に登場します。

夜中までリコーダーの練習をするのび太を、ドラえもんが「温かい目」で見守っています。

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2-6. 誕生日スペシャル「恐竜」

「温かい目」は、2020年に放送された『ドラえもん誕生日スペシャル』のうち、「のび太の恐竜」に登場します。

こちらは、大長編版ではなく、ドラえもん 10巻（てんとう虫コミックス）に収録された短編をアニメ化したものです。

映画と同じく、勉強するのび太を「温かい目」で見守っていますが、本作に登場する「温かい目」は、従来の「三角の輪郭の中に二重丸」ではなく、「楕円の輪郭に4本線」となっています。

月額550円の「ドラえもんTV」で視聴できます。

③ドラえもんの温かい目に「似た表情」が観られる映画

「のび太を陰から見守る目」という定義からは外れますが、「温かい目」と同じ表情が以下の作品で観られます。

  • 映画『新魔界大冒険』
  • 映画『緑の巨人伝』
  • 映画『新宇宙開拓史』
  • 映画『新鉄人兵団』
  • 映画『奇跡の島』
  • 水田アニメ「キー坊が恋をした」

該当のシーンを、一つずつ紹介していきますよ。

3-1. 映画『新魔界大冒険』

「温かい目」に似た表情は、映画『のび太の新魔界大冒険〜7人の魔法使い〜』の、開始8分50秒頃に登場します。

空からドラえもんの石像が降ってきて、天井に穴が開いてしまいます。

何事かと様子を見に階段を上がってくるママに見つからないように、急いで「タイムふろしき」で穴を修復するドラえもん。

ママがドアを開けた時に天井に張り付いていたため、誤魔化すために笑っています。

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3-2. 映画『緑の巨人伝』

「温かい目」に似た表情は、映画『緑の巨人伝』のエンドロールの最後に登場します。

作中に登場したキャラクターの顔が、一人ずつ順番に「真顔が映っては笑顔になる」を繰り返していくエンドロールなのですが、他のキャラがはにかむような可愛らしい笑顔になるのに対し、ドラえもんだけが何故か不気味な「温かい目」の笑顔になっています。

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ぴのママ

全員が「可愛らしい笑顔」になるのも違和感があるけどね。出木杉やパパママはあんな表情するキャラじゃないよなぁ…。

3-3. 映画『新宇宙開拓史』

「温かい目」に似た表情は、映画『新・のび太の宇宙開拓史』の、開始54分頃に登場します。

不時着した星は地球より重力が小さいため、敵をスーパーマンのようにバッタバッタと倒したのび太。

自分の強さに「夢みたい」と驚くのび太に、ドラえもんは秘密道具「夢たしかめ機」を出します。

のび太が頬をつねられて夢じゃないと分かったところで、ドラえもんは「温かい目」で微笑んでいます。

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3-4. 映画『新鉄人兵団』

「温かい目」に似た表情は、映画『新・のび太と鉄人兵団』の、開始17分頃に登場します。

北極で拾った巨大ロボットをのび太が初めて操縦しようという時、のび太は適当にやっているのに上手く動かせたので「ひょっとして僕って天才じゃないかしら」と悦に浸ります。

しかし、実はドラえもんがこっそり未来の道具であるコントローラーを使って動かしていたのです。

のび太に種明かしをする際、一瞬だけ「温かい目」になります。

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3-5. 映画『奇跡の島』

「温かい目」に似た表情は、映画『のび太と奇跡の島』の、開始1時間27分頃に登場します。

捕らえられたスネ夫とゲストキャラを助けるため、敵のアジトに単身で乗り込んだドラえもん。

敵の1人が、スネ夫たちの監禁されている部屋の扉を開けたところで頭突きをして倒しますが、その直前に「温かい目」をしています。

敵に対して「ありがとう、ドアを開けてくれて」と言いながら突進しているので、皮肉を込めた微笑みのようです。

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3-6. 水田版アニメ「キー坊が恋をした」

「温かい目」に似た表情は、水田版アニメ「キー坊が恋をした」に登場します。

神成さんちのバラにキー坊が恋をしていることに気付いたドラえもんとのび太が、2人揃って「温かい目」に似た表情をしています。

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④ドラえもんの温かい目に対する視聴者の感想

現在、話題に上がる「温かい目」は、多くの場合、水田わさび版の「温かい目」ですが、それに対する視聴者の反応はというと、人によって好き嫌いが分かれるようです。

それぞれの感想を紹介していきます。

4-1. 「好き」という視聴者の反応

「好き」という感想の中で最も多いのが「面白い」というものです。

確かに、大山版までは「温かい目」が今ほど話題にならなかったことを思うと、わさび版の功績は大きいと言えるでしょう。

SNSでは「ドラえもんの温かい目で（私のことを）見守ってください」と投稿する人も多く、もはや『ドラえもん』の作品とは関係ないところでも日常的に使われるワードとなりました。

また、少数意見ではありますが、「温かい目」を「かわいい」と思う人もいるようです。

まぁ、何をかわいいと思うかは人それぞれですからね…。

4-2. 「嫌い」という視聴者の反応

「嫌い」という感想の中で最も多いのが、「トラウマになった」というものです。

特に純粋な子どもほど、不気味なものを「かわいい」などと思えないのは当然のことでしょう。

むしろ、小さな子ほど「かわいい」と信じていたドラえもんが、いきなりオカルトチックな顔で脅かしてくるなんて、ある種の裏切りですよね。

ぴのママ

ワタシは原作命だから、原作から逸脱するものは基本的には好きじゃないけど、面白いとは思うよ。息子は好きだし。

⑥ドラえもんの温かい目以外の表情

ドラえもんは「温かい目」以外にも様々な表情を見せてくれる愉快なキャラクターです。

一部を紹介しますよ。

6-1. 原作漫画の「温かい目」以外の表情

原作漫画のドラえもんは非常に表情豊かで、目の種類だけでも相当数あります。

レアな目として、例えばこんなのがあります。

TCドラえもん4巻　P14 藤子・F・不二雄　小学館
TCドラえもん5巻 P82 藤子・F・不二雄　小学館
TCドラえもん15巻 P7 藤子・F・不二雄　小学館
TCドラえもん45巻 P174 藤子・F・不二雄　小学館

ここで紹介した目はほんの一部でしかなく、他にも原作にはありとあらゆる「目」があります。

ぴのママ

是非原作を読んで、キミのお気に入りを探してみてね。

6-2. アニメの「温かい目」以外の表情

大山版アニメでも、さりげなく面白いシーンはありました。

しかし、水田版では明らかな「ウケ狙い」として変顔がたびたび登場します。

原作命なワタシからするとちょっとやり過ぎな感はありますが、まぁ我が子たちは好きですよ。

ぴのママ

キミの好きな変顔はあったかな？

⑦ドラえもんの温かい目を視聴できるサービス

7-1. 原作が読めるサービス

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7-1. アニメが観られるサービス

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⑧ドラえもんの温かい目が観られる映画・漫画まとめ

ドラえもんの「温かい目」とは、のび太が自力で挑戦する姿を陰からそっと見守る、ドラえもんの「慈悲深く優しい目」のことです。

「温かい目」が登場する作品は以下の通りです。

  • 原作漫画（TC10巻、大長編1巻）
  • 映画『恐竜』
  • 映画『恐竜2006』
  • 映画『人魚大海戦』
  • 水田アニメ「テストに一夜漬けダル」
  • 誕生日スペシャル「恐竜」

「温かい目」と同じ表情が観られる作品は以下の通りです。

  • 映画『新魔界大冒険』
  • 映画『緑の巨人伝』
  • 映画『新宇宙開拓史』
  • 映画『新鉄人兵団』
  • 映画『奇跡の島』
  • 水田アニメ「キー坊が恋をした」

「温かい目」に対する視聴者の反応については、人によって好き嫌いが分かれるようです。

「温かい目」意外にも、ドラえもんの目は様々な表情を見せてくれますよ。

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