映画『シティーハンター天使の涙』は原作では何巻で読めるの?
まかせて!劇場版と原作を徹底比較してみたよ。
こんにちは!
80年代にアニオタだった『ぴのママ』です。80年代後半から、90年代前半にかけて、小中学生時代を過ごしました。
『シティーハンター』シリーズは、放送当時から現在に至るまで大好きで、もちろん全話チェック済みです。
今回は、『劇場版シティーハンター天使の涙』が原作では何巻にあたるか、劇場版との違いもあわせて紹介します。
『シティーハンター天使の涙』の…
- 原作を読んでみたい
- 原作との違いを知りたい
- 感想を知りたい
こんな方におすすめの記事です。
▲▲【あらすじ程度のネタバレあり】です!ご注意ください▲▲
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①シティーハンター『天使の涙』とは?
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『劇場版シティーハンター天使の涙(エンジェル・ダスト)』は、2023年9月8日に公開されたアニメ映画です。
映画『シティーハンター』の5作目にあたり、前作『新宿プライベート・アイズ』から4年ぶりの公開。
原作では最大の敵として描かれるものの、長らく(30年以上)アニメ化されてこなかった「海原神」が、いよいよ登場するとして話題になりました。
声優陣もテレビシリーズ当時から続投し、往年のファンを喜ばせています。
②シティーハンター『天使の涙』は原作の何話?
『天使の涙』のキーパーソンは、獠の育ての親であり最強の敵・海原神です。
海原は、原作漫画(完全版)の2巻、30巻、31巻に登場します。
劇場版での「海原神」のキャラクター設定はおおよそ原作通りと思われる(まだ描かれていない部分もあるので未確定)が、ストーリーは全く違うものとなっています。
従って、『天使の涙』の原作は「ない」、アニメオリジナルの作品であると言えます。
③シティーハンター『天使の涙』原作との違い6選
原作との設定の比較で、特に違いが目立った点は以下の6つです。
- スマホの使用
- 敵の組織名
- エンジェル・ダストの設定
- ゲストキャラ
- 獠や香の信念
- 序盤で終了
ひとつずつ説明していきます。
3-1. スマホの使用
「シティーハンター」に猫探しの依頼に来たアンジーは、動画制作者(いわゆるYouTuber)を装っていました。
至るところで、獠や香のビデオを撮りまくりますが、80年代に描かれた原作には当然スマホは登場していませんでした。
連載初期には、獠が「電話のダイヤルが戻る音で番号を当てる」という特技を披露していましたが、今となっては役立てられる機会はあまりなさそうです。
3-2. 敵の組織名
槇村を殺した組織名が、原作では「ユニオン・テオーペ」であるのに対し、アニメでは「赤いペガサス」となっています。
1987年に放送されたテレビシリーズにおいて、槇村自身が「赤いペガサス」と証言してから、アニメでは「ユニオン・テオーペ」の名前が出ることはありませんでした。
しかし、今作で初めて、「ユニオン・テオーペ」が「赤いペガサス」の上位組織であることが明らかになります。
テレビアニメでは、すでに獠が槇村を殺った男を始末し、「赤いペガサス」の件は一旦片付いたかのように見えていたため、今回、上位組織のボスとして海原を登場させたのは辻褄が合うし、アニメスタッフは上手くやったな…と思います。
3-3. エンジェル・ダストの設定
「エンジェル・ダスト」が強力な「麻薬」であるとハッキリと謳っている原作に対し、アニメでは「麻薬」だとは言われていません。
視聴者は「麻薬」だと思って見てるんだけど、制作者側が堂々と言うのは問題があるみたい。
アニメだから、子どもも観るもんね。
では、アニメでの「エンジェル・ダスト」とは何かと言うと、冴子の説明によると「ナノマシンによって身体能力を強化し、人間の痛覚や恐怖心を麻痺させて、超人兵士へと変える闇のテクノロジー」だそうです。
Wikipediaによると、「ナノマシン」とは「0.1 - 100 nmサイズの機械装置を意味する概念」のことで、現実社会でもテロに使用される懸念も高まりつつあるのだとか。
ナノマシンの歴史自体は古いようですが、犯罪に利用されるという概念は、原作連載当時にはなかった新しい兵器と言えるのかもしれません。
作中では、副反応を抑えた「第二世代」がゲストキャラのエスパーダによって、エナジードリンク並みに気軽に使用されています。
原作では、エンジェル・ダストを投与された人間が脅威的なインパクトを読者に与えますが、それと比べると、劇場版の方はたいしたことないという視聴者の感想も聞かれます。
原作のエンジェル・ダスト被投与者は、銃で20発撃たれても、車に轢かれても不死身だったもんね。
劇場版でも、改良前の第一世代「ADAM」を投与されたアンジーは強かったけどね。
3-4. ゲストキャラ
原作でも、海原との直接対決に先立ち、海原の刺客が獠を殺しにやってきます。
その役回りが、原作ではミック・エンジェルという獠の元パートナー(男)であるのに対し、劇場版ではアンジーというオリジナルキャラ(女)となっています。
原作のミックは海原の命令で来ましたが、アンジーは自分の意志で来ています。
獠と同じく、幼少期から海原に育てられたアンジーは、海原を父親のように慕っていました。
その海原が、獠を「最高傑作」と呼ぶことに嫉妬していたのです。
アンジーは、自分が海原の「最高傑作」になりたくて獠を殺しに来たのです。
原作では、獠の海原への愛と、海原がかつて注いできた獠への愛がクローズアップされて、物語を重厚にしていました。
しかし、ここにアンジーも子どもの一人として加わることで、獠と海原の親子関係の唯一無二感が薄れてしまったように感じます(例えアンジーが獠ほどには認められていなかったとしても)。
そもそも劇場版では「最高傑作」って言ってますけど、海原は獠の戦闘員としての能力だけを評価して愛していたのでしょうか…?
原作で、ヘマをした獠を自分の足と引き換えに助け出した愛情を思えば、違うような気がします。
3-5. 獠や香の信念
映画『天使の涙』で最も酷かったのは、獠と香がアンジーを「楽にした」(殺した)ことですよ。
いや、そりゃないっしょー!!と、声を大にして叫びたいッ!!
獠は、女性は撃たない主義ですよ。それは、かつてテレビシリーズで女性(ソフィ)から撃たれた時にも明言しています(『シティーハンター3』13話)。
そして、それ以上に香の「楽にしてあげて」「彼女からの依頼よ」発言は何ッ?!
うぉーーーい!!
スタッフが若くて昔のアニメを知らないのかも知らんけど、長年、獠や香を演じている声優さんたちも変だと思わなかったのか!?
絶対言わないよ〜香はそんなこと!
原作では、ミックを楽にしよう(殺そう)と銃を向けた獠に対し、香は「撃っちゃだめぇ!!」とミックに抱きついています。
そして、必死にミックに言葉をかけ、意識の底に眠っていた記憶をわずかながらでも呼び覚ますことに成功するのです。
それが香です。
戦乱の中で生きてきた獠にはおよそ計り知れないくらいの深い慈愛で奇跡を起こすのが香だからこそ、獠も惹かれたのだと思います。
なのに、劇場版の香ときたら…「殺せ」となッ!?
ミックは自分に惚れた男だから…アンジーはただの依頼人の女だから…の違い?…えげつなッ!
3-6. 序章で終了
劇場版は、海原と獠が顔を合わせたところで終わっています。
なので、原作で明かされたような2人の過去はまだ描かれていません。
続編に期待しますが、頼むから変な風に改変しないで欲しいものです。
ファンとしては原作準拠でいいんだけどな〜。
映画制作者は、尺を伸ばして、派手な見せ場を多くしたいのかもね。
④シティーハンター『天使の涙』を観るには?
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⑥シティーハンター『天使の涙』原作との違いまとめ
『劇場版シティーハンター天使の涙』は、原作(完全版)30巻〜31巻に登場する海原神編をベースにした、アニメオリジナルのストーリーです。
特筆すべき原作との違いとして、下記が挙げられます。
- スマホの使用
- 敵の組織名
- エンジェル・ダストの設定
- ゲストキャラ
- 獠や香の信念
- 序盤で終了
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