『水平線の陰謀』の小五郎は、どんなところが「かっこいい」の?
まかせて!小五郎がかっこいい理由とともに、蘭がうざい理由についても分析してみたよ。
こんにちは!
レトロアニメ大好き『ぴのママ』です。
小中学生だった80年代後半から90年代前半にかけてアニオタをしていました!
『名探偵コナン』は、工藤新一と同じ高校生の時に漫画を読み始めて以来、今も新刊が出れば必ずチェックしています。
「犯人の犯沢さん」や「ゼロの日常」などのスピンオフ作品も大好きです。
今回は、『水平線上の陰謀』について、なぜ小五郎がかっこいいのか、一方で、なぜ蘭がうざいのか、理由を考察します。
- 『水平線上の陰謀』を観ようかどうか迷っている
- 小五郎が好きで、活躍を見たい
- 蘭のありえない行動にツッコみたい
こんな方におすすめの記事です。
▲▲あらすじ程度のネタバレあり!ご注意ください▲▲
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①『水平線上の陰謀』とは?
正式名称『名探偵コナン 水平線上の陰謀』(すいへいせんじょうのストラテジー)は、劇場版『名探偵コナン』シリーズの第9作目です。2005年4月9日に公開されました。
珍しくコナンがミスリードに引っかかる一方で、小五郎が単独で真犯人を追い詰めており、犯人と対峙するラストシーンが「かっこいい」と絶賛されました。
反対に、娘の蘭は、軽率な行動で多くの他人を危険に巻き込んでおり、視聴者から「うざい」と評されることに。
この記事では、そんな小五郎のかっこよさと蘭のうざさを詳しく見ていきます。
②『水平上の陰謀』あらすじ
15年前、北大西洋上で船舶「第一八代丸」が氷山と接触。
炎上し、船長と乗組員一人が犠牲となる大惨事を、ボートで脱出した副船長・海藤渡が冷笑を浮かべて見つめていました。
「八代商船」初の豪華クルーズ船・アフロディーナ号で航海を楽しむコナン・蘭・小五郎・阿笠・少年探偵団たち。
招待されたのは「鈴木財閥」会長の園子の父親でしたが、都合が悪く、代わりに園子と友人一同が乗船できることになったのです。
食事の席で同席したのは、シナリオライターの日下ひろなりと、アフロディーナを設計した秋吉美波子。
コナンたちは彼らから、八代グループの会長・延太郎や、娘の社長・貴江、先日亡くなった貴江の夫・英人の話を聞きます。
英人の死因は車を運転中の心臓発作とされていましたが、東京では、不審に感じた佐藤刑事が再捜査しているところでした。
また、アフロディーナの船長が、15年前の事故で副船長をしていた海藤であることも判明します。
食事の席で、蘭が空手の関東大会で優勝したことを知った少年探偵団は、「金メダル」を手作りし、翌朝、蘭の上着にこっそり忍ばせます。
朝食後、「かくれんぼ」をしたいと言う子どもたちに付き合うコナン、蘭、園子。
しかし、オニをしていた園子が何者かに襲われ、「霊安室」に閉じ込められてしまいます。
コナンの推理で園子を見つけ出すことには成功しますが、続いて貴江社長が部屋で殺されているのが見つかります。
更に、延太郎会長の血痕もマリーナの搬入口から見つかり、会長が搬入口から海に落とされた可能性が濃厚に。
ヘリコプターでかけつけた目暮警部らとともに、犯人を推理する小五郎とコナン。
コナンは、会長が部屋を空けた夕食時に食事の席をたった日下に目をつけますが…!?
③『水平線上の陰謀』小五郎がかっこいい理由5選
あらすじをもとに、小五郎がかっこいい理由を分析していきます。
ワタシの感想とネット上のレビューも総括し、以下の5点にまとめました。
- 推理が当たっている
- 妻を愛している
- 女性とは戦わない
- いざとなったら強い
- 娘のために命をかける
一つずつ、解説していきますよ。
3-1. 推理が当たっている
毎度、トンチンカンな推理で視聴者を楽しませてくれる小五郎。
通常であれば、「小五郎の推理は間違っている」という前提で視聴者は観ています。
ところが『水平線上の陰謀』では、小五郎の誤った推理を訂正したかに見えたコナンの推理の方が、ミスリードに引っかかっているのです。
当初から真犯人に目をつけていた小五郎は、ラストでもほとんどコナンの助けを借りることなく、単独で罪を暴いています。
小五郎が探偵らしいカッコ良さを見せる極めて珍しい映画だね。
3-2. 妻を愛している
当初から真犯人に目をつけていた小五郎でしたが、彼が彼女にこだわったのは「推理に自信があったから」ではなく、「彼女が妻の英里に似ていたから」でした。
小五郎は、妻似の彼女が「犯人ではない」証拠を集めようとした結果、逆に「犯人である」事実に辿り着いてしまったのです。
普段はお互いに嫌い合ってるかのように見える小五郎と英里ですが、実はそうではないことがうかがえるシーン。
表面上では悪態をつくのに、心の底では妻を愛している小五郎がカッコいいです。
3-3. 女性とは戦わない
小五郎に罪を見破られ、肉弾戦に持ち込む犯人の女。
しかし、小五郎は「女とは戦わねぇ主義だ」と言います。
女は小五郎を殴り、「どう…?これでも主義は変えられないかしら?」。
同じ「主義」を『シティーハンター』の冴羽獠※も言ってるけど、例え悪人でも女性として扱うという点が紳士って感じがしてカッコいいよね。
※冴羽獠↓
その後も散々殴られますが、小五郎は「ムダな戦いもオレの主義じゃねー」と言って、自分は手を出さないのでした。
3-4. いざとなったら強い
ボコボコに殴られた小五郎ですが、真犯人に思い当たって戻ってきたコナンが姿を見せると、一本背負いで犯人を仕留めます。
無抵抗だった小五郎が、コナンが姿を見せた途端に犯人をやっつけたのは、犯人がコナンに危害を加えるのを防ぐためだったんじゃないかな。
実は小五郎は大学時代に柔道部に所属しており、本番に弱く試合こそ結果が振るわなかったものの、大学一と言われるほどに強かったのです。
戦「わ」ない主義とかカッコいいこと言っても実は戦「え」ないくらい弱かったならかなりカッコ悪いのですが、その点、小五郎は実力はある上での発言なのでカッコいいです。
3-5. 娘のために命をかける
先にボートで脱出したはずの蘭がまだ船内にいると知り、必死で探す小五郎とコナン。
頭脳こそコナンに分がありますが、いかんせん非力な小学一年生。
実際に蘭が閉じ込められた扉をオノで叩き壊したのも小五郎…救助ヘリに助け上げられる際、蘭を抱きかかえていたのも小五郎…となると、コナンよりも小五郎のカッコ良さが光るのは当然でしょう。
娘を守る父親ぶりは、米映画『アルマゲドン』のブルース・ウィリス※にも匹敵!
※娘の恋人に代わり小惑星とともに自爆し、地球の危機を救う↓
コナンはと言えば、抱きかかえる方ではなく、救助隊員に抱きかかえられる方でしたからね。
しかも、アクシデントで甲板に落ちてしまったコナン。
「捕まれ」と手を伸ばす小五郎が、娘だけではなく、他人の子も見捨てないところもカッコいいです。
④『水平線上の陰謀』蘭がうざい理由4選
父親の小五郎のカッコ良さが光る一方で、緊急時に自分勝手な行動を取って他人に迷惑をかけた蘭は、視聴者から大ブーイング。「うざい」とまで言われてしまいます。
問題のシーンは、船が爆発し、沈没の恐れがあるため、脱出用のボートに乗りかえるシーン。
一旦はボートに乗った蘭でしたが、子どもたちに貰った「金メダル」が上着のポケットに入っていないことに気づき、ボートを降りて船に戻ります。
「かくれんぼ」をしていた場所で「金メダル」を見つけた蘭でしたが、船が揺れて扉が閉まり、閉じ込められてしまうのでした。
この行動により、蘭は直接的・間接的に多くの人の命を危険にさらすことになります。
蘭がうざい理由
- ボートに乗れなかった人に対する配慮不足
- ボートに乗った人を危険にさらす
- コナンと小五郎を危険にさらす
- 救助隊員を危険にさらす
一つずつ見ていきますよ。
4-1. ボートに乗れなかった人に対する配慮不足
脱出用のボートは小船のため、一度に多くの人が乗れるわけではありません。
実際、小五郎は蘭と同じボートに乗れなかったため「先に行ってろ」と言っています。
そんな中、貴重な一席を私的な理由で空けてしまうのは、非常に身勝手な行為と言わざるを得ません。
「ムシ暑い」とグチる奥さんに「こんな時なんだ、少しくらい我慢しなさい」と言うダンナさんの言葉を、蘭にもかけてやりたくなりますね。
4-2. ボートに乗った人を危険にさらす
船が沈没する際に発生する渦に巻き込まれるのを避けるため、ボートは可能な限り船から遠ざからなければなりません。
しかし、蘭が乗るはずだった園子の乗ったボートは、再び船の方へ戻っています。
正確には蘭ではなく船長を迎えに来たボートでしたが、ここで、もし蘭も含め皆が乗船できていれば、すぐに母船から遠ざかることができたはずです。
蘭がいないことで無駄な時間をとらせた上、園子にいらぬ心配をさせるほど、金メダルは大事なものなのかとツッコミたくなりますね。
4-3. コナンと小五郎を危険にさらす
蘭が脱出していないことを知ったコナンと小五郎は、文字通り、自分の命をかけて蘭を探し回ります。
蘭を愛している2人は、あまりにも当たり前にやってのけるため見逃しがちですが、本来ならそれがどれほど尊いことか!!
ラストでも2人に対する感謝や反省の色がない蘭。
空手優勝よりも、金メダルよりも、人として重要なことを見失ってないかー!?
人間、愛されることが当たり前になってはいけませんなぁ…!
子どもたちの「金メダル」には感謝していますが、そのメダルのために人様に迷惑をかけたことも忘れて「いいお姉さん」アピール…。
4-4. 救助隊員を危険にさらす
最後は海上保安庁の救助ヘリに引き上げられた蘭、小五郎、コナンの3人。
助けられたのがこの3人のみだったことからも分かるように、このヘリは蘭の単独行動さえなければ出動する必要のなかったヘリです。
税金ですから小五郎たちに支払い請求が来ることはありませんが、一度の出動にかかる費用は相当なものと推測されます。
税金の使い道にうるさい現在のネット民からはフルボッコにされそうな案件ですね。
また、訓練を積んでいるとはいえ、隊員も軽々と任務を行なっているわけではありません。やはり、命をかけているのです。
こんなに沢山の人の命を私的な行動で危険にさらした蘭が「うざい」と言われてしまうのも、致し方ないと言えるでしょう。
⑤『水平線上の陰謀』を視聴できるサービス
『名探偵コナン 水平線上の陰謀』は、以下の動画配信サービス、及び宅配レンタルで視聴できます。
各サービスでは、初回に限り無料お試し期間を設けています。
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⑥『水平線上の陰謀』まとめ
映画『名探偵コナン 水平線上の陰謀』は、小五郎のカッコ良さと蘭のウザさが目立つ作品です。
小五郎がかっこいい理由として、以下の5点が挙げられます。
- 推理が当たっている
- 妻を愛している
- 女性とは戦わない
- いざとなったら強い
- 娘のために命をかける
蘭がうざい理由として、以下の4点が挙げられます。
- ボートに乗れなかった人に対する配慮不足
- ボートに乗った人を危険にさらす
- コナンと小五郎を危険にさらす
- 救助隊員を危険にさらす
『水平線上の陰謀』を観てみたくなったよ。
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