映画『ドラえもん のび太のスペースヒーローズ』って、どうして「ひどい」と言われているの?
まかせて!すでに観た人にも、これから観る人にも分かりやすく、ひどい理由を分析してみたよ。
こんにちは!
80年代にアニオタだった『ぴのママ』です。80年代後半から、90年代前半にかけて、小中学生時代を過ごしました。
『ドラえもん』は物心ついた時から大好きな作品で、小学生時代はクラスで一番の「ドラえもん通」として知られていました。
40代の現在もその愛は変わらず、漫画やアニメに触れ続けています。
今回は、「ひどい」と評判の映画『ドラえもん のび太とスペースヒーローズ』について、何故そんなに評価が低いのか理由を考察します。
- 『スペースヒーローズ』を観ようかどうか迷っている
- どんなところが「ひどい」のか知りたい
- 「戦隊ヒーローもの」が好き
- 子どもと一緒に観られる映画を探している
こんな方におすすめの記事です。
結論を先に言うと、大人には少し物足りないかも!
でも、お子さんや、深く考えずに気楽に観れる映画をお探しの方には、おすすめだよ!
▲▲あらすじ程度のネタバレあり!ご注意ください▲▲
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①ドラえもん『スペースヒーローズ』とは?
正式名称『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』は、映画ドラえもんシリーズの第35作目です。2015年3月7日に公開されました。
監督は大杉宜弘、脚本は清水東による、完全なるオリジナル作品。
「アニメは本来、子どものものであって、子どもに返してあげたい」という基本理念のもと制作されましたが、一方ではその子どもっぽさが「ひどい」と評されることとなりました。
②ドラえもん『スペースヒーローズ』あらすじ
テレビ番組『銀河防衛隊』を観て感化されたのび太は、友達とヒーロー映画を撮ろうと思い立ちます。
しずかやジャイアン、スネ夫の家を訪ねるも、同じことを考えていた3人は、すでに裏山で撮影をしていました。
「入れて欲しい」と頼むのび太に言い渡されたのは「怪獣役」。
釈然としないのび太は帰宅し、「自分もヒーロー役がしたい」とドラえもんに打ち明けます。
撮影の話を聞いたドラえもんは興奮。
実は、ドラえもんも『銀河防衛隊』の大ファンだったのです。
早速裏山へ2人で行き、未来の撮影道具を貸す代わりに、自分たちもヒーロー役で入れてくれるよう頼みます。
秘密道具「バーガー監督」の元、怪獣相手に戦うシーンを撮る5人。
秘密道具「グレードアップライト」によって、5人はそれぞれの得意技をパワーアップして使えるようになっていました。
ジャイアンは相撲、スネ夫は機械いじり、そして、あやとりが得意なのび太は、手から出した糸が武器なのでした。
怪獣との戦いが一段落したところで、宇宙人が登場。「ポックル星を救うため、防衛隊の力を貸して欲しい」と頼みます。
撮影の続きだと思い快諾した5人でしたが、この宇宙人は、偶然に地球に不時着していた本物だったのです。
そうとは知らない5人は乗せられた宇宙船で本物の宇宙へ。
宇宙人=アロンの話では、ポックル星は宇宙海賊に乗っとられたのだと言います。
表向きは星の発展のための事業だと言われているため、他の住民は事態の危機に気付いておらず、アロンは一人で敵と戦おうとしているのでした。
ポックル星に到着し、敵の警備員に遭遇した5人は、敵の攻撃が演技にしては危険すぎるとバーガー監督に文句を言います。
そこで初めて、事の顛末が監督の仕業ではないことが判明し、本物の宇宙に来ていることに気付くのでした。
しかし、すぐに気持ちを切り替え、アロンを助けようと敵に立ち向かいますが…?!
③ドラえもん『スペースヒーローズ』がひどい理由5選
あらすじをもとに、『スペースヒーローズ』がひどい理由を解説していきます。
ネット上のレビューを総括すると、ひどい理由は主に以下の5点に集約されます。
- 子どもっぽい
- 導入部が長い
- ギャグっぽい
- のび太にいいところがない
- 敵が弱い
これらの評判が本当かどうか、私が実際に見た感想とともに紹介します。
視聴の参考になさってください。
3-1. 子どもっぽい
のび太やジャイアンたちがテレビ番組『銀河防衛隊』にハマっていますが、これにまず違和感があります。
我が家にも息子がいますが、「戦隊もの」を思わせるこの手の番組にハマるのは幼稚園児までです。
もしかしたら、のび太がハマる可能性はなきにしもあらずですが、ジャイアンやスネ夫、ドラえもんは、むしろ幼稚な番組にハマるのび太をバカにするのがこれまでの『ドラえもん』作品の流れのはずです。
しかし『スペースヒーローズ』では皆が同レベルでハマっており、中でもドラえもんが「主役をやらせろ」とわがままを押し通そうとするあたり、「大山版ドラえもん」で築きあげた保護者キャラは完全に崩壊しています(原作初期には似たようなシーンもありますが)。
モチーフが子どもっぽい時点でもはやアウトなのですが、その後に続く戦いも、小さい子どもが喜びそうなヒーロー像を表面的に描いているに過ぎず、これまでの映画に描かれてきたような、心の葛藤、命をかけた信念等、深みがありません。
子どもの付き添いと割り切れれば良いですが、大人の単独での鑑賞は厳しいかもしれません。
3-2. 導入部が長い
映画の撮影をしていたのび太たちが、アロンの宇宙船に乗り込んだのが、実に本編全体の1/3が過ぎたあたりです。
そして、彼らがようやく「これは撮影ではなく本当の話だ」と気付いたのが、100分の本編のうち、40分を過ぎたあたりなのです。
半分近く過ぎてからようやく話が軌道に乗り始めるとは、展開として遅すぎます。
それまでは本編と直接関係のないプロローグだったのですから、ストーリー構成に問題がありますし、観ていて退屈です。
3-3. ギャグっぽい
「防衛隊」の出動シーン、敵との戦いのシーンなど、本来ならスペクタル風に盛り上げたらウケそうなシーンでも、『スペースヒーローズ』ではコメディチックに仕上げています。
ピンチもギャグで解決するため、シリアスさに欠けます。
BGMもコミカルであり、カメラワークも映画的ではありません。
大画面で観ることを想定していないような、こじんまりとした出来となっています。
3-4. のび太にいいところがない
「ギャグっぽい」という評価と被りますが、従来の映画ではカッコ良くなるはずののび太が『スペースヒーローズ』ではオチ要因となっています。
パンツが脱げるシーンを繰り返すところなんかは、「う◯こ」とか「ち◯ちん」ネタが好きな小さい子にはウケそうですが、大人からすると、あまりに安易な笑わせ方と感じてしまいますね。
敵に対して「あやとり」を繰り返すシーンも完全にスベッています。
それでいて、最後に飛び出した必殺技は「あやとり」に関係がない気がして…。
ここは素直に「射撃」が得意技で良かったんじゃない?って思います。
3-5. 敵が弱い
「敵が弱い」というより、「のび太たちが無双すぎる」。
『ドラえもん』映画にありがちな、「道具が使えなくなる」「ドラえもんが壊れる」などのピンチは、『スペースヒーローズ』ではありません。
得意技がスケールアップしたスーツに、タケコプター、透明マント…と、道具の力だけで向かうところ敵なし!
幼児向けの「戦隊ヒーローもの」ですら、一度は敵にやられて苦しむシーンがあるというのに、本作の敵は手強い反撃も見せず、あっけなくやられてしまいます。
物足りなさは否めないものの、小さい子や、気楽に観たい映画を探している方にはおすすめだよ。
アロンがネズミっぽいのが気になったな。
ドラえもんは平気そうだったけどね…!
④ドラえもん『スペースヒーローズ』の映画を視聴できるサービス
『映画ドラえもん のび太のスペースヒーローズ』は、以下のサービスで視聴することができます。
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⑥ドラえもん『スペースヒーローズ』がひどい理由まとめ
『ドラえもん のび太のスペースヒーローズ』は、のび太たちが「宇宙防衛隊」として悪党と戦うヒーロー映画です。
『スペースヒーローズ』がひどいと言われる理由は以下の通りです。
- 子どもっぽい
- 導入部が長い
- ギャグっぽい
- のび太にいいところがない
- 敵が弱い
大人は物足りなさを感じるものの、小さい子どもにはおすすめの作品です。
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